2025.11.20心理カウンセリング
あきらめた時に願いが叶う理由とは?

目次
偶然に見える「必然的展開」

「どうしてもほしいのに手に入らない」
「もう何年も努力してるのに結果が出ない」
「一生懸命がんばってきたのに…」
そんなおもいを抱えて、
苦しくなったことはありませんか?
こんな話をよく聞きます。
「子どもがほしくていろんなことを試したけれどダメ。
もういいかな…と思った時に自然に妊娠した」
「ずっとほしかった物だけど、
あきらめたその時に他人からプレゼントされた」
これらは偶然ではなく深い心の動きと関係しています。
欠乏感を強化していない?

私たちが何かを「絶対に手に入れたい!」と思えば思うほど、
無意識レベルでは「今それを持っていない」という前提が強くなります。
当人はそんなつもりがなくても、
結果として「欠乏」のイメージを強化してしまう状態。
潜在意識は「現実を作り出す土台」です。
不足や焦り、欠乏感が強いほど、
同じような現実を再生し続けてしまうんです。
ギュッと握りしめた手の中に新しいものは入りません。
「あきらめる」=「執着がゆるむ」
あきらめた瞬間ふっと肩の力が抜ける。
そうすると心も少しゆるんで、
呼吸が深くなるように「余白」「余力」ができる。
その余白こそが新しい出来事を呼び入れる土台となる。
自然なエネルギーの流れを取り戻すカギとなるのです。
運が入り込む余地を自分でふさぐ

愛されたいと強く願うほど、
なぜか愛されていない現実が浮き彫りになる。
成功したいと努力するほど、
まだ成功していない自分に意識がフォーカスされる。
「手放すこと」が受け取る準備
この言葉をあなたは聞いたことがありますか?
「こうであらねば」というおもいに振り回されると、
私たちは自分の純粋な欲求や目的を忘れ、
手に入るかどうかの結果だけに固執してしまいます。
緊張が過ぎると人は不安が高まり、
すべてをコントロールしたくなってきます。
やけに現実的になりすぎてしまっては、
運も奇跡も神展開も入り込む余地はありません。
可能性を拡げるチャンス到来!

「がんばること」は素晴らしいけれど、
「手放すこと」も同じくらい大切。
もしあなたが努力しても叶わない現実に疲れているなら、
それは潜在意識が切り替えのタイミングを、
教えてくれているのかもしれません。
「一生懸命」だけが夢を叶える唯一の方法ではない。
信じていたものとは逆の方法を知ることで、
あなたの意識領域を拡げるチャンスとなるかもしれません。
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