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2025.10.16ヒプノセラピー

夫婦関係でなぜか「気をつかいすぎる」あなたへ

目次

近い存在であるにもかかわらず


・何気ない会話でも…つい夫の顔色をうかがってしまう
・言いたいことがあるのに機嫌が悪くなったら…と我慢してしまう
・がんばって気をっているのに…どこか報われない

そんな風に感じたことはありませんか?

夫婦という近い存在であるはずなのに、
なぜか気をつかいすぎて疲れてしまう。

そこにはあなたの良さでもある優しさと、

その優しさがゆえにすれ違いを生むという、
不思議な逆説的気づきが含まれているんです。

相手に気をつかうのは優しさ…?


一見「相手に気をつかう」のは優しさや思いやりにも見えます。

ですが心の深層、潜在意識をみていくと、

嫌われたくない、怒らせたくないという「恐れ」ベースの行動に、
なっていることが少なくありません。

たとえば…

・夕飯のメニューを夫に合わせてばかりで自分の好みは後回し

・言い返したいことがあっても喧嘩になるのはめんどうだ…と我慢

・夫の前では無意識に自分をよく見せようと演じてしまう

このような恐れからの気づかいは、
本音が見えにくいと感じ相手を警戒させてしまって、

距離を生む原因になることもあるんです。

うまくいくようがんばっているのに


「我慢すればうまくいく」という信念が潜在意識にあると、
その現実が繰り返される傾向があります。

つまり…

・がんばればがんばるほど2人の関係がこじれる
・愛されたい人ほど「愛されない状況」を引き寄せる

これは「がんばらないと愛されない」という、
無意識の前提が現実をそのように創ってしまうから。

愛されるには無理をしなきゃいけないという前提に沿った、
現実の証明作業がただただ続いてしまうんです。

本当の優しさとは、自分の心を置き去りにしないこと。

相手に気をつかうのと同じように、
自分に気をつかってあげることで、

ようやく互いの波動は整い始めるのです。

伝えたいものと伝わっているものとの違い


量子力学的な視点で言えばすべてはエネルギー(波動)。

「緊張しながら発する優しさ」と、
「安心感から出る優しさ」では、

放つものも伝わるものもまったく違います。

人は言葉よりも空気感で相手の状態を感じ取ります。

あなたが気をつかっている自分に、
どこか違和感を持っているなら、

相手もどこかでそれを感じ取り、
「素直になれない」状態になることもあります。

イメージできるでしょうか。

自覚しえぬ「信念」による誤作動


…私って本当はどんな関係を望んでいるんだろう?

その関係性を築くためであればどれが本当に必要な気づかい?
過剰すぎる、大げさすぎる気づかいはどれなんだろう?

まずは自分にそう問いかけて、

自分の本音、自身との関係性を見直すことが、
パートナーシップ全体のエネルギーを変える鍵になります。

たとえば…

あるクライアントさんは、
「夫に合わせすぎて疲れてしまう…」そんな悩みがありました。

そこでヒプノセラピーを受けてみようと思い立ち、

「愛されるには役に立たなければならない」という、
自覚しえぬ自分の信念に気づきました。

その後少しずつですが「NO」と言うことを意識した結果、

逆に夫の方が優しくなり、
自然体でいられる関係に変化していきました。

不思議に聞えるかもしれませんが、
じつはこういう隠れた信念による現実の誤作動はけっこう多いのです。

表面治癒ではなく根本からの働きかけを


夫婦関係のもつれや違和感は表面的な言動ではなく、

心の深層、潜在意識の深いパターンや、
見えないエネルギーのやり取りが関係しています。

気をつかいすぎてしまうのはあなたが優しい証拠。

けれどその優しさを自分自身にも向けていくことが、
関係性の本当の改善にもつながります。

もっと深く自分の内側の声、本音に気づきたい方は、

潜在意識カウンセリングや、
ヒプノセラピーのセッションもご活用ください。

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