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2025.04.06人間関係

新しい人間関係が始まる春に心を緩めるコツ

目次

「いい人」を演じて疲れていませんか?


春は出会いの季節。

新しい学校、新しい職場、異動やクラス替え…。
人間関係が一新されるタイミングです。

この時期、意外と多いご相談が、

「うまくやらなきゃと思うと緊張してしまう」
「いい人と思われたいけど疲れてしまう」というもの。

あなたはいかがでしょうか。

演じ続けたその先にあるものは…


たとえば以前こんなご相談がありました。

新しい部署に配属された30代の女性。

周囲になじもうと「明るくて優秀な私」を一生懸命演じていました。

毎日笑顔で仕事も早くこなし、
頼まれごとにもすぐに応じる日々。

けれど心の中では…

「嫌われたくない」「迷惑をかけたくない」という
不安が渦巻いていて意見がうまく言えず、

常に気を張っていたのです。

3週間ほど経った頃、彼女は心身ともに限界に。

「誰かと話していても私のことを本当にわかってくれている気がしない」とぽつり。

つながっているようでどこか孤独な感覚に包まれていたのです。

「自分らしくある」そのために


新しい環境こそじつは、
「頑張って演じる」よりも「自分らしくいる」ことが大切です。

そのために、

朝の過ごし方にちょっとした工夫を取り入れてみましょう。

① お気に入りの音楽を1曲だけ聴く


通勤・通学の時間に、
自分が落ち着く音楽や気分が上がる1曲を聴いてみましょう。

「これを聴くと私に戻れる」という感覚が自分軸を整えてくれます。

② 好きな香りをこっそり身につける


アロマのスプレーやロールオンタイプの精油、
香りのハンドクリームなど自分がホッとできる香りを味方に。

※強すぎる香りは「香害」となるので要注意!

誰かの目より自分の心地よさを優先することでリラックスできます。

③ 小さなお守りアイテムを持つ


ポケットに小さな石や、
お気に入りのアクセサリー、ハンカチなど、

自分だけがわかる「お守り」を身につけてみましょう。

見えないところでそっと自分を支えてくれる存在は、
安心感につながります。

「はじまり」だからこその幻想


背伸びするよりも「心地よさ」を意識すると、
相手も安心して心を開いてくれます。

そんな“肩の力が抜けた関係性”から温かいつながりが育っていきます。

新年度、無理に飛ばさなくても大丈夫。

他の人がことさら「すごく」「できるように見える」

新しい人間関係が始まるときだからこそ、
私たち人間が抱きやすい「幻想」です。

深呼吸をひとつ。

自分らしいリズムで心地よいスタートをきっていきましょう。

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