2025.02.27心理カウンセリング
友人関係の変化…「昔みたいに話せない」と感じたとき

目次
- ○ もう前みたいな関係にはもどれないの?
- ○ 友人関係は「変わる」のが自然
- ○ 心が軽くなる3つのポイント
- ・① 「今の相手」に興味を持つ
- ・② 自分のペースを大切にする
- ・③「 会い方」を工夫する
- ○ 友人関係は「続く」ことが大切
もう前みたいな関係にはもどれないの?
学生時代からずっと仲が良かったのに
最近なんだか話が合わない…。
そんな経験ありませんか?
昔は何でも話せる親友だった、
Aさん(独身)とBさん(既婚・子どもあり)。
でもBさんが結婚出産してからはなんとなく、
距離を感じるように…。
久しぶりに会っても、
Bさんの話題はほとんど子どものこと。
「うちの子、こんなことができるようになってね」
「幼稚園のママ友がね」
Aさんも最初は「そうなんだ~!」と興味を持とうとするけれど、
ふと気づくと自分の話をするタイミングがない。
私の仕事の話、前みたいに楽しそうに聞いてくれないな…
なんだか話がかみ合わなくなってる…
そう感じた途端ちょっと寂しくなる。
かつては何時間でも語り合えたのに、
今は気を遣うことが増えて少しぎこちない。
昔のように戻れないのかな?
もう前みたいな関係にはなれないの?
そんなモヤモヤを抱えている人も多いのではないでしょうか。
友人関係は「変わる」のが自然
40代にもなると、
「昔と変わらない関係」でいることの方が難しくなります。
環境が変われば価値観や興味のあることも変わるもの。
独身と既婚、子どもの有無、仕事の状況、介護等々、
それぞれのライフスタイルが違えば、
「話が合わない」「気を遣う」というのはごく自然なこと。
ただそれは「関係が終わる」ということではありません。
むしろお互いに違う人生を歩んでいるからこそ、
新しい視点を学ぶチャンスでもあります。
心が軽くなる3つのポイント
では昔のように話せなくなったとき、
どうすればいいのでしょうか?
① 「今の相手」に興味を持つ
「最近どんなことに夢中になってる?」
「子育てってどんな感じ?」
相手の変化を前向きに受けとめてみましょう。
すると「私とは違う世界を生きてるんだな」と納得できるようになり、
「分かりあえない」と感じていたモヤモヤが少し和らぎます。
② 自分のペースを大切にする
無理に「合わせなきゃ」と思わなくてOK。
友人の話題に共感できないことがあっても、
「私は私、相手は相手」と割り切ることも大事です。
今はお互い違う世界にいるけれど、
それでもつながっていられるのが本当の友情かもと考えると、
気持ちがラクになります。
③「 会い方」を工夫する
・ランチじゃなく映画やアクティビティで一緒に楽しむ
・他の共通の友人も交えて会う
・LINEで気軽に近況をやりとりする など、
会話だけに頼らない関係を作るのもオススメ。
距離があってもつながりを感じられる方法はたくさんあります。
友人関係は「続く」ことが大切
昔みたいに話せなくなったからもう終わり… ではなく、
関係のカタチが変わるだけ。
そう思えたら少し気持ちがラクになりませんか?
関係は変化していくもの。
それでもお互いの人生を尊重し合えるなら、
ゆるやかにつながり続けることができるはずです。
だからこそ、焦らず無理せず。
今の自分にあった「友達との距離感」をみつけていきましょう。
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