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2023.04.01潜在意識

定めすぎると不思議なほど願いは叶わない

目次

あなたの望むシナリオには「余白」がありますか?

日本潜在意識コミュニケーション育成協会の森口です。


こうであってほしい、
こうなってほしい。

誰しも望む未来や希望、
理想のストーリーというものがあると思います。

ただ、

幸せのかたちを決めこみすぎてしまうと、
あなたの手元にギフトが届きにくくなるということを、

あなたはご存知でしょうか。

決めすぎることで徐々に薄れていく可能性

たとえば恋愛で例えるなら。

こんなシチュエーションで運命の人と出会って、
こんな風に恋に落ちて。

ここに行って、あそこに行って。

時にはケンカもするけど、
仲直りは熱くドラマチックでなくちゃダメ。

他の人じゃダメだめなんだ!って、

私のことを選んだ彼が、
100本のバラの花束を抱えて、

ロマンティックなシチュエーションで、
私にプロポーズしてくれるの♥

みたいな、
がちがちのラブストーリー。

たとえばこんな「がち」な恋愛を、
あなたが熱く望んでいるとしたら。

あなたはいつだって「そんな相手」を探し、

あなたの望むような展開にしてくれる人こそ、
私の「運命の相手」だと思いこんで、

取捨選択していくと思うんです。

この人じゃない、この人でもないと。

となれば当然、

選択肢がたくさん準備できればいいですけど、

そうでなければ、
残るものの数だって限られますからね。

結果として実現する可能性は減ってしまいます。

減っていく選択肢を補えるか否か

もしあなたが、
望むままの展開を実現したいのであれば、

①選択肢の数を増やすか、
②条件をすこし緩くするか、

そこがポイントになってきます。

絶対に理想の、運命の相手に出会って、
ドラマチックなラブストーリーを実現するんだ!

そう願うならば、

選択肢を増やすべく、
行動範囲を広げるなり、

婚活アプリの活用なども含め、
たくさんの人と出会うことが必須となります。

何もせずして待ちの姿勢で選択ばかりしていれば、
当然「尽き」ますからね。

選択肢がそこまで増やせないというのであれば、

あまりにも高い理想、条件を、
多少緩和させる必要も出てくるでしょうし、

絶対に条件は譲れないというのであれば、
優先順位を設ける必要も出てくるでしょう。

選んでほしいというのであれば、
自分磨きだって必要になります。

知らぬ間に上昇する実現の難易度

今あげたのは恋愛の例えですが、

こうであってほしいという理想や、
こうであらねばならないんだという条件、

それがあまりにも固まりすぎていると、
実現する可能性はぐっと減ってしまいます。

固定化され自由度が減れば当然、
アレンジがきかないですし、

「限定的」になってしまいます。

実現する方法が定まりすぎてしまうことで、
難易度は当然上がる。

ハードルがやけに高くなるすぎると、
どうしたってつまづきやすくなりますから。

まとめ

難易度が上がる分手ごたえはあるので、

達成感、実現した時の喜びは、
大きいかもしれません。

ただ、

難易度が上がる分、
実現する可能性も薄れてしまうので、

不足不満、無力感などはついて回るかもしれません。

実現したい!というのであれば、
それに伴って多少融通をきかす というか、

緩める、ゆずる、
ほどくことも必要になります。

こうであらねば!という、
自己主張、信念ももちろん必要ですが、

それが強すぎると今度は、
願いとは真逆の現実、

願っても願っても叶わない、
実現しない、現実にならない、

そういうことになりますから。

なんでもそうなんでしょうけど、

ほどほどに。

必要な考え方かもしれません。

がちがちに決めすぎず、
多少「あそび」「余白」を残して、

ほどよく自由度を保っておく、その方が、

自分が予想だにしなかったかたちで、
望みが叶う そんなことだってありえます。

私たちが頭で考えに考え練るプランよりも、

意外とね、

方向性だけを定めて、
日々できることを積み重ねる、その方が、

もっとも自分に合っている結末、
自分にぴったりのものに巡り合う、

そんなことだって実際にあります。

むかしの人はちゃんと、
後世の私たちにヒントを与えてくれているんです。

人事を尽くして
天命をまつ、待てと。

理想が高い、向上心の強いひと、
努力を惜しまないがんばり屋さんの人ほど、

日々、人事を尽くしています。
誰に言われるまでもなく。

なのであとは、

天命をまつ という意味でも、
あまり決め込みすぎないでと。

自由度を、余白を保って。
時には気長に待ってみて。

そして、

与えられたものを遠慮せず受け取ってと。


そういうことなのかもしれません。

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