2020.09.16潜在意識
与える受け取るどちらかに偏るからこそ起こる現象
日本潜在意識コミュニケーション育成協会の森口です。
長男長女として生まれた方と、
末っ子一人っ子として生まれた方とでは、
行動パターンや性格が違うように、
この世にはそれぞれ、
「与える」が得意な人と、
「受け取る」が得意な人とがいます。
そして、
与える、受け取る、
どちらに親和性があるかによって、
コミュニケーションの方法も違ってきます。
誰かのお世話を余儀なくされた生い立ちの方だと、
やってあげること、
我慢することの方がなじみがあるので、
甘える、頼るということができない、苦手という方が必然的に多くなります。
また逆に、
いつも誰かがやってくれた、
誰かが決めてくれた(命令されたともいう)となると、
自分で決めて動くということにはあまりなじみがないし、
なにやら責任を感じてしまうので、
決断する、率いるということを苦手だと感じる、
自分がそうすることがイメージしずらいという方が、
これまた必然的に多くなるんです。
もちろんそれが良いとか悪いとかっていうことは全然なく、
そういう生い立ち、環境だけに、
そうなったんでしょうねというだけの話なんですが、
問題は「どちらかだけに偏る」という点で。
「与えられる」「受け取る」
どちらかだけに偏って、
自分から発信できないとなるとそれはそれで不自然だし、
「与える」ことだけにたけてしまって、
与えられたものを受け取れないとなるとそれも、
どうにもこうにもアンバランスだし(--)
どちらかに偏らず、
与える、受け取る両方ができれば、
不満も生まれず平穏となるんですが、
おおよその場合、
なじんだ片側だけがどんどんとたけていき、
やってあげることはできても、
やってもらうのは嫌とか、
頼られることは苦じゃないけど、
甘えること、弱音を吐くことができないというような、
そんな状態に陥って、
苦悩葛藤される方も多いのも現状です。
どっちかだけじゃなく、
どっちも大事なことですからね。
与えるのに慣れているなら、
無意識にでも「与える」ことをするでしょうから、
意識して「受け取る」ことをする、
自分でできることでも、
誰かにお願いするような機会を持つとかね。
受け取ることに慣れているなら、
無意識に人の行為や意見を受け入れがちでしょうから、
意識して「与える」ことをする、
自分の意見をしっかり発信する、
これがしたい、これはしたくないと相手に伝える、
その必要があるんではないかなと。
「与えられる」人は、
意識せずとも人にかわいがられるような言動雰囲気があるので、
それはそれでギフトですし、
それならばそれを生かして、
罪悪感を抱くことなく、
「ありがとう」と受け取ればいいし、
自分の意見をしっかりと伝えればいい。
「与える」人は、
知らぬ間に人の欲しているものを察して動ける、
ある意味それも能力としてあるんだから、
それを生かして、
まとめ役を「させられてる」んじゃなく、
自分の喜びとしてやれば人助けにもなるでしょうし、
与える喜びを知る者として、
与えられるものを遠慮なく受け取ればまたそれも循環なんだし。
どっちかだけじゃなくどっちも(^ー^)
受け取るも大事、
自分の意見を発信するも大事。
どっちか一方に偏りすぎるから、
過剰に与える人、
過剰に受け取とろうとする人が、
自分の周りに現れるという現実となるんでしょうね。
→こちらのブログでは、
潜在意識について、さらに詳しくご紹介しています。
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