2020.09.15潜在意識
我慢したほうがうまくいく?抑えた方が丸くおさまる?
日本潜在意識コミュニケーション育成協会の森口です。
自分のおもいを相手に伝える。
そうすることで、
なにか相手に迷惑をかけたり、雰囲気が悪くなったり、
なにかが起こってややこしくなる。
そう思うからこそ、
自分の思いを伝えることなく抑え込み我慢する。
そういうとらえ方のほうが、
きっと一般的には多いんじゃないかと思うんです。
伝えることで起こるトラブルって、
たとえば「言い方」であったり、
わがまま、自己ちゅーとかであったり、
どっちが正しい正しくない、そういうことがきっと多いと思うんですが。
でもじつは、
自分のおもいを伝えないことで起こるトラブルってのもあって、
思った以上にややこしいことになりがちなんですよね(--)
たとえば特徴的なのが、
おもいこみ、きめつけですよね。
自分のおもいを言わない。
そうすると、
何をどう思ってるのかわからない、わかってもらない。
そのため、
憶測や察するということがコミュ二ケーションのメインとなるのでね、
おもいこみや決めつけ、
相手に対する過度の期待、依存。
そんな2次災害的なものが生まれてきます。
わかってくれるでしょ?
わかってくれてると思ってたのに。
からの、
誰も私を理解してくれない。
私はやっぱりできない、できてない。
わかってくれる人なんて誰もいない。
みたいな ね(==)
思いこみが強い人ほどどんどん加速して、
なにやらもう独自の「世界」を創り出してしまうんです…。
そんなことがカウンセリングの中ではほんとに多く出てきます。
思い違いすれ違い、ずれ、差。
そこらへんはもう、互いに話して調整修正していくしかない。
でもコミュニケーションがとれる関係性ならいいですが、
そうじゃなければ思い違いが「きめつけ」により定着して、
さらにそこに感情がのっかるもんだから、
恨みつらみみたいな重苦しい感情にまで無意識に育ててしまう。
そうほんと無意識に、自分の自覚のないところで ね。
そしてもうひとつ困ったことに、
相手に自分の思いをストレートに言えないとなると、
察してもらうという、言葉以外の伝達方法を選択しだすから、
よりややこしくもなりがちで(--;)
たとえば、
好きなら好きだとそう言えるなら、
ほんとシンプルでわかりやすいんだけど、
好きだけど好きと言えない。
そうなれば、
好きだと察してほしくなる。
じゃあ察してもらうにはどうするか?
そのひとが過去から今に至るまで、
自分の経験の中で得た「方法」から選びだして、
行動にうつして相手に伝えようとするわけです。
こっちを見てほしい。
でもそうは言えない。
じゃあ、
こっち見てもらうにはどうするか?
ある人は拗ねて気を引こうとするかもしれないし、
ある人はあえて怒らせるようなことをして気を引こうとするかもしれない。
ただただちょっかいを出して、
いやがらせという愛情表現をわざわざする人もいるかもしれません。
でもどれもこれも、
悲しいかな相手には伝わりずらく(--)
好きというおもいが伝わるかと言えばそれもなかなか難しい、
どちらかと言えば、逆のおもいとして伝わってしまうんですね。
すれ違い、思い違い、決めつけ、思いこみ。
思いを伝えることで、起こるトラブルより、
思いを伝えないことで起こすれ違い思い違いの人間関係トラブル。
割合でいうと、
そちらの方が圧倒的に多いですし悪化もしがちなんです。
最後に話し合いで修正できれば、結果オーライ。
絆が深まりいいのかもしれませんが、
追い込んで修正する、トラブルの末に調整する、
でもそれよりも、ふだんから伝える努力をする方が、
最終おおごとにはならなくても済むのでね。
伝えないこと、
自分を抑えること、我慢すること、
それがトラブル回避方法だと思っている思いこんでいるのなら、
それはほんとにそうだろうか?と(^ー^)
いまあらためて考えてみるのも、
いいんじゃなかろうかと私は思うわけです。
→こちらのブログでは、
潜在意識について、さらに詳しくご紹介しています。
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