目次

• ○  五感を使い自分の身を守る私たち
• ・あなたの「なに」が相手に伝わっているのか
• ・自分の思う「つもり」と相手に伝わる「本心」と
• ○  隠しもった本音の方が相手にはなんとなく伝わる
• ・人間関係の改善はあなたの心の変化とリンクする
• ・人にしたことはそのまま自分に戻ってくる
• ○  まとめ

五感を使い自分の身を守る私たち

日本潜在意識コミュニケーション育成協会の森口です。

言葉にしなくてもなんとなく相手に伝わるもの、
それは私たちの「感情」です。

私たちは人間は自分の身を守るために、

無意識ながらも五感を使って、
常に自分に必要だと思われる情報をキャッチしています。

たとえば、

誰が自分の敵なのか、
誰が自分の味方なのか。

自分を傷つけそうな人とそうでない人、

私たちは知らぬ間にいろんなものに線引きをしています。

そうしてわかりやすく敵と味方を区別することで、
自分の身の安全を保つことができるからです。

あなたの「なに」が相手に伝わっているのか

愛情深い人、思いやる心が豊かな人は、
当然その愛情が相手に伝わりますし、

それ同様に、

憎しみを放つ人、人を見下す人は、
どんな言葉でカバーしてもそれがそのまま相手に伝わります。

相手に私の「何が」伝わっているのか、
私の思うそのままにちゃんと相手に伝わっているか、

それは自分ではわかりません。

それは相手から「戻ってくる」ものを見たらわかるんです。

自分の思う「つもり」と相手に伝わる「本心」と

あなたは愛情を放っているつもりなのに
仮に相手から憎しみがもどってきたとしたら、

あなたが放っているその愛情は、
じつは愛情の「つもり」なだけで、

相手などお構いなしの1人よがりのもの、
支配的なものになっているのかもしれません

逆に、

相手のこれからを案じて、
あなたが心を鬼にして相手を冷たく突き放したにもかかわらず、

仮に相手から愛情がもどってきたとしたら、

あなたの心の奥深くにある大きな愛情が、
ちゃんと相手に伝わっているのかもしれません

隠しもった本音の方が相手にはなんとなく伝わる

あなたが誰かと接する時、

劣等感から自分を蔑み、
相手から嫌われないようにと、

常に無理して背伸びしながら相手に合わせていると、

あなたはそのつもりはないのだろうけど、

相手にはその背伸びした感じの方がやけに印象に残ってしまい、

…なぜだかこの人といると心が落ち着かない、
顔色ばかり見られて疲れる…。

あなたの意に反してそんな感覚を、
相手に与えてしまうかもしれません。

でもあなたは背伸びしているつもりはなく、
嫌われたくないというおもい一心で相手に合わせているだけですから、

相手がどうしてそんな態度をとるのかが理解できなくて、
寂しさや怒りを感じてしまうかもしれません。

なぜなら、

あなたは気づいていないからです。

本音というのは、
隠し持った感情というのは、

思いのほか外に漏れだしてきてしまうということを。

人間関係の改善はあなたの心の変化とリンクする

あなたが自分の本音に気づき、
自分自身のことを過剰に蔑んでしまっている事実に気づき、

もっと本音で人と関わりたい、
忘れ去っていた自分の「本音」を思いだして、

優劣、良し悪しに絡めることなく、
そのまま自分を認め受け入れるようになってくると、

あなたの中に芽生えたその「受容」「許可」というゆるみが、

相手にとっても「許容」や「脱力」というものになって伝わり、

互いが互いを受け入れ許す、
相手を尊重して認め合う、

ぎすぎすした関係性から卒業し、
おおらかに接することができるようになります。

あなたの中にある感情や観念、
おもいこみに変化が見えてくると、

おもしろいくらいに、

あなたの見ている「世界」もまた
あなたのことをそのまま受け入れてくれるようになってくるんです。

人にしたことはそのまま自分に戻ってくる

白黒しっかり判別する、ジャッジするのが好きな人は、
人からなぜかジャッジされることが多くなるし、

人を蔑むことで自分の価値を感じようとする人は、

なぜか人からバカにされたり
ぞんざいに扱われるようになります。

マウント好きな人は自分もマウントされる。
なんともわかりやすい構図です。


この世界はわかりやすく優しい(^ー^)


自分が自分にやったことがそのままもどってくるし、

誰かを思ってやったこともまた、
そのまま自分に戻ってくるんです。

まとめ

優しくしていたつもりが、相手から冷たくされた。

尊敬して接しているつもりが、とても厳しくしかられた。

あなたが思っていたものと、
全然違うものが返ってきた時こそ気づきの時(^ー^)

そんな時こそ、
あなたの思考と感情には、

少しの「ズレ」が生じているのかもしれません。


その「ズレ」こそが、
あなたを苦しめているものの「正体」です。


この世界はわかりやすく優しいです。

その苦しみは、
あなたをいたぶって喜ぶためのものではなく、

早くあなたのなかにある「ズレ」に気づいてもらって、


その苦しみからあなたを
救いだしてあげたいからこそ起こること。


見方を変えれば、とらえ方が変われば、
その瞬間から苦しみが喜びに変わることだってあるのがこの世界。

自分だけの小さな世界にとどまらず、
自分には無いみかた、とらえ方を得る行動を起こしてください。


あなたが楽になることは、
あなたの周りの人が楽になることでもあるんです(^ー^)


行動を起こした人から、
この世界のしくみがようやく理解できるようになります。

ご縁ある方と出会えることを私も心から願っています。